岡井内科医院が院内処方を続けるワケ

✅ 院内処方と院外処方の違い

院内処方とは、診察を受けた医療機関（診療所）内で薬を受け取れる方式のことです。これに対し、院外処方は処方せんをもとに、調剤薬局で薬を受け取る方式です。

岡井内科医院では患者さんの利便性と負担軽減を第一に考え、開院当初から現在まで院内処方を継続することにこだわってまいりました。院内処方と院外処方は一概にどちらが良いとは言えませんが、その違いについては以下の比較表をご覧ください。

🔄 院内処方 vs 院外処方　【仕組みの違い】

比較項目	院内処方	院外処方
薬の受け取り	診療所で受け取れる	調剤薬局に行く必要あり
待ち時間	比較的短い	薬局での待ち時間が加わる
移動	診療所内で完結	移動が発生する可能性がある
服薬指導	医師が対応	薬剤師による説明を受けられる
薬の選択肢	院内の在庫に依存	幅広い選択肢・在庫から対応可能
医療費の透明性	一括請求でわかりやすい	処方と調剤が別々でやや複雑
ジェネリック対応	対応可能	対応可能

💰院内処方 vs 院外処方　【費用の違い】

※3割負担のケース（例：内科で風邪薬3日分）

項目	院内処方	院外処方
🔹 診察料	約700～1,000円	約700～1,000円
🔹 処方せん料	（一括請求に含まれる）	約200～300円
🔹 薬剤料（薬そのものの価格）	約500～700円	約500～700円
🔹 調剤基本料	（一括請求に含まれる）	約400～600円
🔹 薬学管理料（服薬指導）	（一括請求に含まれる）	約300～500円
🔹 合計（概算）	約1,500～2,000円	約2,000～3,000円

✅ 院外処方では、「処方せん料」や「調剤料」などの二重構造により、費用が増える傾向があります。

✅ 30日の定期薬の処方や、多種類の薬剤の場合にはさらに金額差が大きくなる傾向にあります。

おわりに

当院では今後も患者さまの利便性向上と負担軽減を目指して、院内処方を継続していきます。

国の政策に従い、可能な限りジェネリック医薬品を採用しておりますが、昨今流通に制限のある薬剤も多数あるため、一部やむなく先発医薬品を採用しているお薬や院外処方となるお薬がございます。ご了承ください。

ご不明点がありましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。