(2025年4月からの新体制のご案内となります。ご了承ください。)
胃カメラ検査
1.経験豊富な専門医による検査
当院では、日本消化器内視鏡学会専門医による内視鏡検査を実施しております。頻繁に受ける検査ではないからこそ、多くの修練を積み経験と知識の豊富な専門医による安心・安全な検査をお勧めいたします。

2.苦しくない経鼻胃カメラ検査
当院では富士フイルム社製の径5.8mmと極細の最新レーザー経鼻(鼻から挿入する)内視鏡を導入し、苦痛が少ないことはもちろん、病気を見逃さない内視鏡検査に努めております。経鼻内視鏡では経口内視鏡に比べて嘔吐反射が起きにくいことが特徴で、鎮静剤なしでも比較的苦痛が少なく検査を受けられるため、お車でお越しの患者さまに最適です。また内視鏡にレーザーを採用することで、胃がんの早期発見に役立っています。(検査や処置内容によっては経口内視鏡をお勧めする場合もあります。)

3.鎮静剤で眠りながらもOK
当院では、胃カメラ検査・大腸カメラ検査ともに鎮静剤の使用が可能です。鎮静剤の効き具合には個人差がありますが、鎮静剤を使用することで不安・苦痛を和らげながら検査が受けることができます。また、鎮静剤を使用した状態で胃カメラ検査・大腸カメラ検査を一度で済ませてしまうことも可能です。
内視鏡検査は辛い、苦しいといったイメージをお持ちの方や、以前に検査を受けられたときに辛い思いをされた方も、安心して検査を受けていただける環境を整えておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
(鎮静剤の使用をご希望の方は、自家用車やバイク、自転車などを運転しての来院はご遠慮いただいております)
4.早朝、土曜日検査を実施
当院では月曜日〜土曜日の早朝8:30から上部内視鏡検査を行っております。鎮静剤を使わない場合は9時にはお帰りいただけますのでお仕事などでお忙しい方もご安心ください。胃カメラは予約制になるため、まずは当院の外来受診をお願いいたします。
5.ピロリ菌は即日検査し治療へ
胃炎や胃がんの多くは、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染によって引き起こされることがわかっています。そしてピロリ菌を除菌することで胃がんの発生・再発を予防する効果があることが、世界的な研究の結果証明されています。しかしピロリ菌に感染していても症状が出ないことが多いため、ピロリ菌感染に気が付かずに過ごされている方が少なからずおられます。
胃カメラ検査により胃の詳細な観察を行うことで、ピロリ菌の感染がありそうかどうかを予測することができます。ピロリ菌の感染が疑われる場合は、その日のうちに確定診断のためのピロリ菌検査が可能です(保険診療による除菌治療を行うためには、内視鏡検査による観察およびピロリ菌検査による確定診断が必要です)。ピロリ菌検査の結果、実際に感染が確認された方には、すみやかに除菌治療についてご説明させていただきます。

6.徹底した感染症対策
当院では、内視鏡検査における感染症対策を厳重に行っております。日本消化器内視鏡学会のガイドラインに基づいた内視鏡洗浄と高水準消毒を毎回実施しておりますので、安心して検査を受けていただくことができます。

内視鏡検査の流れ
内視鏡検査の予約は診察時に行っています。検査の必要性やリスク、当日の食事制限や薬の調整について事前に詳しくご説明します。基本的には予約制ですが、状況に応じて当日予約なしでの検査も対応可能です。その際は、検査前に食事を控えていただく必要があります(ただし、予約の方が優先されます)。
通常の服薬については、特別な指示がない限りいつも通り服用してください。前日の夕食は軽めに、夜21時までに終えるようにしてください。その他の生活は通常通りで構いません。
当日は、指定された薬のみを服用し、食事を控えてご来院ください。少量の水分は摂取可能です。午後の検査も実施しておりますので、午前中に時間が取れない方はご相談ください。その場合午前中は9時までに食事を済ませ、昼は絶食をお願いします。水分摂取は自由ですが、詳細はお問い合わせください。
検査前に、胃の中の泡を取り除くために消泡剤を飲んでいただきます。鼻からの内視鏡検査の場合は、鼻に血管収縮剤と局所麻酔を施します。麻酔が効いた後、ベッドに横になっていただき、検査が開始されます。
検査は約5〜10分程度で完了します。異常が見つかった場合は、必要に応じて組織を採取し、病理検査を行います。また、鎮静剤を使用した場合は、検査後30分から1時間ほど安静室でお休みいただきます。
検査結果は診察室にてご説明します。飲食は検査終了後1時間程度経過してから可能ですが、消化に良いものをお選びください。当日の飲酒や激しい運動は避けてください。また、中止していた薬の再開についてもご説明いたします。組織検査が行われた場合は、結果が出るまでに1〜2週間かかるため、後日再度の診察が必要です。
検査費用の目安
1割負担 | 3割負担 | ||
胃カメラ(内視鏡) | 鎮静剤使用 | 2,000円前後 | 5,000円前後 |
鎮静剤使用なし | 1,500円前後 | 4,000円前後 | |
経鼻胃カメラ(胃内視鏡) | 1,500円前後 | 4,500円前後 | |
上記に生検した場合 | +1,000円前後 | +5,000円前後 |
大腸カメラ検査
1.経験豊富な専門医による検査
当院では、日本消化器内視鏡学会専門医による内視鏡検査を実施しております。頻繁に受ける検査ではないからこそ、多くの修練を積み経験と知識の豊富な専門医による安心・安全な検査をお勧めいたします。

2.鎮静剤で眠りながらもOK
大腸カメラ検査では、スコープを挿入する際にスコープによって腸壁が伸ばされたり捻れたりすることで痛みや苦痛を伴う場合があります。当院では、大腸カメラ検査の際に鎮静剤の使用が可能です。鎮静剤の効き具合には個人差がありますが、鎮静剤を使用することで不安・苦痛を和らげながら検査が受けることができます。大腸カメラ検査は痛い、苦しいといったイメージをお持ちの方や、以前に検査を受けられたときに辛い思いをされた方も、安心して検査を受けていただける環境を整えておりますので、ぜひ一度ご相談ください。(鎮静剤の使用をご希望の方は、自家用車を運転してのご来院はご遠慮いただいております)
3.日帰りポリープ切除が可能
大腸カメラ検査中に発見したポリープは、画像強調システムや色素観察などを用いて詳細な観察を行います。当院での切除の適応があると判断した場合(小さい良性のポリープなど)は、その場でポリープの切除を行うことができます。
発見されたポリープが大きい場合や、悪性を疑うものなど、入院による切除・治療が望ましい病変を認めた場合は、連携している専門医療機関へすみやかにご紹介させていただきますのでご安心ください。

4.下部消化管用 細径スコープ
当院では大腸内視鏡スコープも画質の高さに定評がある富士フイルム社製の最新型細径スコープを導入しております。苦痛が少ないことはもちろん、病気を見逃さない内視鏡検査に努めております。
5.胃カメラ・大腸カメラの同時検査が可能
胃カメラ検査、大腸カメラ検査はいずれも定期的な検査が勧められますが、診察や検査のたびに何度も病院を受診することを避けたい方が多いと思います。当院では、患者さまの時間的、肉体的負担を考慮し、必要に応じて胃カメラ検査・大腸カメラ検査を同日に続けて受けていただくことも可能です。大腸カメラならびに胃・大腸同時検査は月曜日〜金曜日の午後に検査可能な体制を整えております。胃カメラ・大腸カメラは予約制になるため、まずは当院の外来受診をお願いいたします。
大腸カメラの流れ
内視鏡検査の予約は診察時に行います。受診時に検査の必要性や合併症の説明、検査当日の食事や薬の調整についてご案内いたします。基本的には予約制ですが、血便など急な症状でお急ぎの場合はご相談ください。
※ 血をサラサラにする薬を服用されている方は、検査の前に調整が必要ですので、必ず事前にお知らせください。
大腸内視鏡検査において最も重要な準備は、腸内を空にすることです。前日は、検査食または消化の良い食事を摂り、夜8時以降は水分のみの摂取を心がけてください。
検査当日は絶食です。水分は脱水を防ぐためにしっかりと摂取してください。下剤を飲む時間については事前にご相談のうえ決定しますが、一般的には検査の3時間以上前から時間をかけて飲んでいただきます。下剤を飲み終えた後、1時間ほどで下痢便が約10回排出され、腸が空っぽになります。
院内で腸の中が透明になるまで排便が確認できたら、検査用パンツに着替え、ベッドに横になります。腸の動きを抑える薬を注射してから検査を行います。
内視鏡を肛門からゆっくり挿入し、腸内を検査します。体型や腸の形によっては違和感を感じる場合がありますが、力を入れると体への負担が大きくなるため、リラックスして検査を受けてください。
検査結果は診察室にて説明いたします。飲食は検査後1時間程度経過してから、消化に良いものをお摂りください。当日はアルコールや運動を控えてください。また、中止していた薬の再開についても結果説明時にお伝えします。
検査費用の目安
1割負担 | 3割負担 | ||
大腸内視鏡 | 鎮静剤使用 | 2,500円前後 | 6,500円前後 |
鎮静剤使用なし | 2,000円前後 | 5,500円前後 | |
大腸ポリープ切除 | 1ヶ所 | 7,000円前後 | 20,000円前後 |
2ヶ所 | 8,000円前後 | 24,000円前後 | |
3ヶ所 | 9,000円前後 | 27,000円前後 |
エコー検査
1.経験豊富な専門医による検査
当院では、日本消化器病学会専門医かつ日本肝臓学会専門医によるエコー検査を実施しております。多くの修練を積み経験と知識の豊富な専門医による安心・安全な検査をお勧めいたします。

2.いつでも迅速なエコー検査
当院では予約なしでの当日エコー検査を実施しております。エコー検査は苦痛や放射線被曝のない安心・安全な検査です。お腹の臓器をはじめ、心臓や甲状腺、血管などの評価も可能です(臓器によっては食事の影響などで当日の十分な観察が難しい場合もあります)。
3.丁寧な結果説明とアフターフォロー
検査を実施した医師が、異常の有無はもちろん、今後の生活における注意点まで丁寧に説明いたします。
参考:オーダーメイド医療で目指す「脱・脂肪肝」!
エコー検査の結果、さらに精密検査が必要な場合は、専門医療機関と連携しCTやMRIなどの追加検査を迅速に行い、確実な診断、病変の早期発見、早期治療に努めます。
