肺炎球菌ワクチンが新しくなりました

2026年度 肺炎球菌ワクチンのご案内

肺炎球菌ワクチンが新しくなりました

肺炎球菌は、肺炎や菌血症、髄膜炎などの原因となる細菌です。 特に高齢の方や持病のある方では、重症化することがあります。

2026年4月から、高齢者の定期接種に使用されるワクチンが プレベナー20に変更されました。 任意接種ではキャップバックスも選択できます。

現在ご案内しているワクチン

任意接種

キャップバックス

21価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV21)

接種料金(税込)

14,300円

成人の重い肺炎球菌感染症の原因となる 血清型を幅広く対象とした新しいワクチンです。

接種回数:基本的に1回

血清型カバー率 約78%

国内65歳以上の侵襲性肺炎球菌感染症(IPD) 原因菌、2022~2024年のデータ

浜松市の高齢者定期接種の公費助成対象外です。

定期接種・任意接種

プレベナー20

20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)

通常接種料金(税込)

12,100円
浜松市の定期接種対象者
7,900円

2026年度から高齢者の定期接種に 使用される結合型ワクチンです。

接種回数:基本的に1回

血清型カバー率 約50%

国内65歳以上の侵襲性肺炎球菌感染症(IPD) 原因菌、2022~2024年のデータ

血清型カバー率とは?

血液や髄液などに肺炎球菌が入り込む重い感染症 (侵襲性肺炎球菌感染症:IPD)の原因菌のうち、 ワクチンに含まれる血清型が占める割合です。

カバー率は、肺炎や感染症を予防できる確率ではありません。 また、流行する菌の種類や調査時期によって変化します。

2種類のワクチンの違い

比較項目 キャップバックス プレベナー20
接種区分 任意接種 定期接種・任意接種
ワクチンの種類 21価結合型 20価結合型
対応する血清型 21種類 20種類
接種回数 基本的に1回 基本的に1回
以前ニューモバックスを接種した方 前回から1年以上経過していれば接種を検討可能 前回から1年以上経過していれば接種を検討可能
通常料金 14,300円 12,100円
浜松市の公費助成 対象外 対象者は7,900円
以前ニューモバックスを接種された方へ

従来のニューモバックス接種から 1年以上経過していれば、 キャップバックスまたはプレベナー20の接種を 検討できます。

ただし、過去の接種歴、持病、年齢などにより、 接種の必要性や適切な間隔は異なります。 必ず医師にご相談ください。

浜松市の公費助成について

2026年度の高齢者肺炎球菌ワクチン定期接種では、 主に次の方が対象となります。

  • 接種当日に65歳の方で、 所定の接種歴などの条件を満たす方
  • 60~64歳の方で、 心臓・腎臓・呼吸器の機能、 またはHIVによる免疫機能に一定の重い障害がある方
定期接種の自己負担額:7,900円

生活保護受給世帯や住民税非課税世帯の方は、 条件や手続きにより無料になる場合があります。

対象条件や必要書類は、浜松市の最新案内をご確認ください。

従来のワクチンについて

ニューモバックスNP(23価多糖体ワクチン)

2025年度まで高齢者の定期接種に使用されていたワクチンです。 当院では現在、ニューモバックスNPの接種は行っておりません。

過去に接種された方は、接種時期などを確認したうえで、 新しいワクチンについてご相談いただけます。

よくあるご質問

以前ニューモバックスを接種しました。新しいワクチンも接種できますか?

前回の接種から1年以上経過していれば、 新しい結合型ワクチンの接種を検討できます。 ただし、過去の接種歴や健康状態によって異なるため、 医師にご相談ください。

毎年接種する必要がありますか?

インフルエンザワクチンのように毎年接種するものではありません。 キャップバックス・プレベナー20ともに、 基本的には1回の接種です。

ワクチンを接種すれば肺炎にならなくなりますか?

すべての肺炎を防ぐものではありません。 肺炎球菌による感染症や重症化のリスクを減らすことが目的です。

副反応にはどのようなものがありますか?

注射部位の痛み・腫れ・赤み、疲労感、頭痛、筋肉痛、 発熱などがみられる場合があります。 まれに重いアレルギー反応が起こることもあります。

肺炎球菌ワクチンのご相談・ご予約

年齢や持病、過去の接種歴に応じて、 適切なワクチンをご案内いたします。

接種をご希望の方は、事前に当院までお問い合わせください。

※2026年10月時点の制度に基づくご案内です。
※血清型カバー率は国内成人IPDサーベイランスに基づく概数です。 公開前に原資料で数値と集計条件をご確認ください。
※接種間隔は過去の接種歴や国内の最新指針に基づき医師が判断します。
※公費助成の詳細は 浜松市公式ホームページ をご確認ください。